カニ タラバガニ

タラバガニはカニじゃない?

タラバガニは、カニという名前がついていますが実はカニではなく、ヤドカリの仲間です。またタラバガニと近種のハナサキガニやアブラガニも同様にヤドカリの仲間となっています。

 

ヤドカリというと、貝殻に身体を収めるために独特のエビのような体型をしています。長く伸びた腹部を貝殻の中に潜り込ませることで貝殻を保持し、危険が迫るとそのなかに身を隠します。
実はヤシガニもヤドカリの仲間なのですが、こちらは左右非対称なハサミや縦に長い身体など、比較的ヤドカリの面影を残しています。
しかしタラバガニの場合は身体の形などヤドカリとは大きく違ってカニに近くなっています。一般的なカニの胴体は長方形のようになっていますが、タラバガニはオニギリ型で比較的背中が盛り上がっていますが、言われてみればここにヤドカリであったことの痕跡を見ることができるかな、といった程度で、やはり見るからにカニです。

 

分類上はさておき、タラバガニやハナサキガニは食べ物のカテゴリとしては立派なカニです。ヤドカリは食べるには向きませんが、タラバガニは味もカニそのもの。いや、カニの中でもトップクラスの味を誇っています。

 

カニといわれながらカニではないタラバガニですが、それでもカニのなかではエース級の存在であることに変わりはありません。