カニ 毛ガニ

毛ガニ

毛ガニは日本海沿岸および太平洋の北西部に広く生息する大型のカニで、全身に短い剛毛がびっしりと生えているのが特徴です。

 

毛ガニのメスは産卵後しか脱皮しないために成長が遅れ、そのためオスの方が身体が大きくなります。さらに繁殖力が低く、一度減ってしまうとなかなか個体数が回復しません。
そのため、近年は自治体や漁協の自主規制により漁獲制限がされており、一定サイズ以上のオスのみが漁獲可能となっています。
また、卵を抱えているメスを捕まえ卵を採取し、稚ガニを育てての放流も行われています。
こうしたことからメスの個体数は増え、現在では安定した個体数となっているようです。

 

毛ガニは北海道全体で場所を変え通年で漁獲されています。春はオホーツク海、夏は噴火湾、秋は釧路や根室沿岸、冬は十勝沿岸でそれぞれ漁が行われ、美味しい毛ガニを一年中楽しむことができます。そのため、北海道を代表する食材として有名です。

 

毛ガニは塩茹でや焼きガニの他、身をほぐして多様な料理に利用されます。また缶詰などの加工食品にもなります。ズワイガニなどの大型のカニに比べるとサイズが小さいため食べられる箇所が少ないのですが、美味で甘みの強い身が好まれています。またカニミソの量が多いのも毛ガニの良さです。