カニ ズワイガニ

ズワイガニ

ズワイガニとは、日本海本州沿岸やオホーツク海、北太平洋の深海に広く生息する深海性のカニです。水深200〜600メートル、水温0〜3℃ほどの環境を好みます。
食用として非常に重要な品種として珍重されているカニです。漢字では楚蟹、または津和井蟹と表記し、名前の由来は細い木の枝のことをさす古語「すわえ(楚)」が元になっていると言われています。
雄と雌の体の大きさが大きく異なっているのが特徴で、地域によりオスとメスには違った名前を付けられていることが多い苦あります。たとえば、エチゼンガニやマツバガニなどはオス、コウバコガニやセイコガニなどはメスのことです。名前も大きさも違いますが、種としては同じズワイガニということになります。

 

深海に住むために生態は未解明の部分が多いですが、雑食性で漁獲できるまでのサイズに到達するには10年はかかります。また季節により生息域が異なり、オスメスで住んでいる場所が異なっていることもあります。脱皮を行うのが春なので、そのための栄養を蓄えている冬が最も身が詰まっていて美味しい旬の時期ということになります。

 

ズワイガニの近縁種としてベニズワイガニというもがあります。これはズワイガニより深いところに生息しており、茹でると全身が鮮やかな紅色になります。身が少なめで価格が安いものの、見の甘みが強いのが特徴で、香港では香住ガニというブランドで販売されています。
日本では山陰沖が主要な漁場となっていますが、個体数確保のためにメスは禁漁となっています。