カニ 上海ガニ

上海ガニ

上海ガニは、チュウゴクモズクガニの通称で、地元の上海や香港などではよく食べられる重要なカニです。
分布地域は中国の長江流域に幅広く、朝鮮半島にも生息しています。淡水性のカニですが積極的に陸上を移動するのが特徴で、ヨーロッパなどでは侵略的外来種として非常に有名で現地のカニを駆逐しています。またアメリカでは拡散を防ぐために一切の取引を禁止しています。
普段は淡水で生活している上海ガニですが、海中で産卵を行うので秋になると海辺に移動します。産卵したカニたちは力尽きて死亡してしまいます。生まれた子供はカニの形に生長しながら川を遡っていきます。

 

上海ガニの有名な産地は、中国の蘇州にある陽澄湖です。他にも複数の産地があり、養殖され出荷されています。日本では山形県や秋田県などでの養殖が試みられています。
旬の時期はメスで9月、オスなら10月と異なっているのも特徴です。

 

上海ガニは加熱して食べます。生の状態で甲羅を割ると寄生虫が飛び散り人体に入ってしまうことがあるので注意が必要です。
蒸しガニではそのまままるごと蒸し上げて黒酢のタレでいただきます。8センチ程度という大きめの蟹なのでボリュームがあります。カニミソもいただきますが、一般的なカニと違いカニミソの色が黄色くなっています。